美術館に行く ーMoMA編
こんにちは。
NYは2日間だけマイナスを記録しましたが現在はほぼ東京と変わらないくらいの気温です。
皆様お元気でしょうか。
私は太って寝すぎて元気もりもりですが相変わらず全身痒いです。
さて、NYに来たらやりたかったことの中で「美術館に行く」というものがありました。
NYといえば美術、アートのイメージですよね。
初めて行ったのはセントラルパーク近くのメトロポリタン美術館で、今度はもっとNYらしいニューヨーク近代美術館、通称MoMA(The Museum of Modern Art, New York)です。
両方行ったことがなかった私にとって、カンパ制の入場がメトロポリタンで、定額なのがMoMAというお金のことしか知らなかったのですが、行ってみると驚くほど嗜好が違いました。両方行ってやっとNY美術が理解できた気がします。
さて、MoMAは街の中にさり気なくあります。職場が歩いてすぐのところで、ちょっと遠回りして帰ったら見つけたくらいさり気なく有ります。
ただ、最寄り駅「5 Av-53 St」駅はもうアーティスティックです。
余談ですがメトロの駅中でエスカレーターがある駅はとても少ないです。ほとんど階段です。
そして入り口を通るとこんな素敵なレセプションがあります。
これは期待大!!と思いました。ちなみにチケットは機械でも購入可能でほとんど並ぶことはありません。大人$25と、若干高めです。
私はアートは好きですが、感覚で好き嫌いの判断しかしてきませんでした。
だからさして知識もないし、「ゴッホとピカソが好き」「フランス美術、印象派が好き」「油絵が好き」「あと草間彌生も好き」そんなレベルでした。
先日お友達に借りた美術鑑賞を面白く解説した本を読んで、ちょっと詳しくなった程度です。
だから近代美術と言われても、アンディ・ウォーホルの絵くらいしかイメージできなかったです。
さて、これがNY近代美術です!!
最後の晩餐にダヴって描いてる…
絵から鉄の板と光が飛び出してたり、頭がやたら大きい兵隊?とか…
ちょっと理解の仕方がわからない…。
これはMoMAっぽい配色!でも何が言いたいのかわからない。。。
ということで、安心のゴッホ「星月夜」
モネの写真に収まりきれないサイズの絵も素敵でした(タイトル忘れた)。
絵画以外にも、衣服のアート展示エリアがあり、そこも楽しかったです。
エルメスのバーキンやレペットのバレエシューズ、ブルース・リーのジャージやマイケル・ジョーダンのユニフォームなどなど、歴史に残る衣装の数々は知っているものも必ずあると思います。
最後まで観て、主人に言われたのは私はフランスが大好きでアメリカが好きじゃない、とのことでした。うん、そうかも…。アメリカのアートは理解できない。。
MoMAのお土産コーナーでは驚くほど日本のものがたくさん売られています。
食器やISSEY MIYAKEの鞄、知育玩具や無印良品の雑貨などなど。前回書いたイサム・ノグチさんの照明も。
日本がとても評価されているのがわかります。
MoMAに行く前は1回で全作品なんてみれないと思っていたのですが、実際3時間くらいで見れます。私の感覚ですが新宿ルミネ1を全館回るくらいの規模でした。
それとこれは後で知ったのですが、毎週金曜の午後4〜8時は「ユニクロ無料フライデーナイト」という、ユニクロがスポンサーになってフリーキャンペーンを行っているようです。もう4年も前から!!次はこれで入場したいと思います。ありがとう柳井さん!!
これも後から知りましたが、MoMAの建築がかっこいいなぁと思ったら、なんと日本人が建築したんですね(だからルミネっぽいと思ったのかも)。メトロポリタン美術館も日本人です。
日本人がいかにNYアートに貢献しているかが良く分かり、誇りに思いました。
さて、MoMAにはクイーンズ分館とPS1という別館があります。
PS1は自宅から徒歩圏内なので、お散歩がてら行ってみました。ちなみに本館入場後2週間以内であれば無料で入場できます(通常大人$10)。
入り口はこちら。かっこいい!!
外にドームがあって、見れなかったのですが中でバンドの音がしました。
内装は昔は小学校だったのかな?という作りで、パン祭りを毎年行っている池尻の小学校に似ていました。
で、肝心のアートは、、、
えっ…。
やっぱり近代美術のわからない私でした。
ここは本館よりも難しくて1時間くらいで出ました(小さいし)。。
期待して後回しにしていたお土産は休日の15−17時は休みというもっとも稼げそうな
時間帯に休憩されてしまい、おいおい…という感じで終了。
帰り道に「Bread Box」というカフェを見つけたので除いたら休み(潰れた??)だったのですが、外壁一面に本物の麺棒があって面白かったので写真だけ撮りました。
私がアメリカ美術にハマる時は訪れるのか…。
それではまた。