NYのペット事情 その2
こんにちは。
NYは相変わらずのマイナス気温で引きこもり真っ最中です。
日本は連休ですね。
さて、随分前に猫を飼うことに苦労していることを記事にしましたが、
続報をお届けしようと思います。
保護猫に2回失敗、フォスター(病気や訳あり猫の一時預かり)も登録はできたものの音沙汰なしというところで終わっていましたが、NYには3件猫カフェがあります。
現在のところは2件のようですが。
猫カフェって人間のエゴの塊みたいなもので好きではないのですが、やっぱり普段の生活で猫をみかけることすら出来ないので、たまには行ってみたいのと、あとは猫カフェで働ければそんなに良いことはないじゃないか!!!ということで、
NYで一番人気(3つ中の1位)の「Meow Parlor」へ行ってまいりました。
ここはロウアーイーストサイドというマンハッタンの南東にあり、NY初の猫カフェとしてオープン当初は予約3ヶ月待ちになるほどの人気店とのことでした。
もともとのNYの猫カフェは日本に来たアメリカ人がインスパイアされて作ったそうで、
作りは日本の猫カフェと一緒で30分単位の時間料金制、ドリンクやスイーツがあり、自由に敷地内の椅子やソファを移動できます。特にここはデザートにも力を入れているとのことで、お菓子を作りながら猫も見れるなんて私にとっては幸せすぎる環境だと思いました。
お店の入り口。かわいい
いきなりこんなカワイコちゃんが出迎えてくれました。
みんな元気元気。
しかし私が予約するときは当日の朝に一番はやい時間で取れたし、まぁ〜〜暇そうで
人気は落ちてしまったようです。
デザートは猫の顔のマカロンとかで、まぁ確かに力入れてはいるけど私の好みとはちょっと違った方向性でした。ちなみにおそらくですが隣にあるカフェのものを仕入れているっぽくて自前でもなさそうでした。
肝心な求人についても「今は雇っていないの。SNSで都度チェックして」と言われてしまい、なんか縁がなさそうだな、という感じで終了となりました。
さて、ついに手が尽きてしまったか。。。と諦めかけましたが、インターン時代の(辞めました)同僚に猫が大好きな男の子がいてしょっちゅう人の猫を預かっていたので、何かコネがないか訪ねたところ、「petfinder.com」というサイトを紹介してくれました。
そこには過去のものと似たような猫のアダプションが載っていて、中には「詳細はPetcoに行って下さい」と一番信用ならない説明もあったのですが、その中で一番気になった、「大人しくて犬も猫も子供も大好きな可愛いロージー」という猫がなんとなく
気になって連絡してみました。
すると、数分後に快い返事が来てくれて、あっという間に会いにいく予約が完了。
今回はかなり期待できそうです。
また、前回のちちぼんの後悔があったので、どうしてもだめな事情がない限り、もうロージー一匹に絞って決めてしまおう!と心に決めていざ訪問。
こちらがロージーがいる「Pet Smart」です。
そしてすぐに分かったロージー。名前を間違えて貼ってありましたが私は瞬間的にこの子だと確信。
ちょっと可愛すぎますかねぇ・・・。
私にぴったりなのはこっちだろ!といわんばかりの10キロ超え、尻部分の謎のハゲ、太りすぎ由来?の耳の根本のイボと3重苦揃ったにゃんこもいました。
そして私に思いっきりなついてくれた顔が痒くて痒くてしかたないこんな子も。
正直、ロージーがあまりに美人でビックリしてこんな可愛い子誰でも貰ってくれるのに私でいいのだろうかという葛藤はありましたが、ここで怯んではいけない、とロージーに決定。書類を主人に書いてもらい、この日は終了。
ちなみに1時間くらいいましたがロージーはほとんど寝ていて触ってもたいして喜ばず、泣かず、食べずでした。
さて翌々日、連絡があり「アダプションについての説明する本を渡すからここに来て」という内容の連絡があり、一人でアッパーイーストのとあるアパートへ。
個人情報なので詳細は書けませんが、アッパーイーストといえばマンハッタンの中でも最も物価の高い地域で、このアパートはドアマンが手でくるくると回すとてもクラシックなエレベーターなのですがヨーロッパの豪邸みたいでめちゃくちゃ素敵でした。
そこにはとっても素敵なマダムがいて、なんと6匹の猫と大型犬1匹とくらす芸術家さんでした。
至る所に猫のオブジェやアートがあり、ここにいるだけで幸せになれます。
猫もみんな白か黒でとっても絵になるし、なにより皆がおっとりとしていて、
野良猫しか飼ったことがない私には衝撃的な光景でした。
わんちゃんも心許しまくって爆睡。
これはマダムの手作りだそうです。ロージーみたいで可愛い。
初めての人のお宅に2時間近くお邪魔して手作りクッキーと紅茶までいただき、細かくフードのメーカーとかおもちゃの種類などレクチャーしていただきました。
うちは窓に網戸がないことが一番の問題でそこが引っかかりましたがこのマダムが説得してくださり、なんとかアダプション成立まであと一歩となりました。
これまでのアダプションの通知なしはもしかしたら網戸がNGだったのかもしれません(でも普通それを言ってくれますよね〜まったく)。
帰りにペットショップに寄って、ありったけのおすすめ品を購入したのですが、皮肉にも最寄りのペットショップがちちぼんのいるPetcoで、ひやひや訪れましたが、ちちぼんはもういませんでした。きっとどこかで幸せにしてくれてるんだろうな、と思うとさらに心が晴れました。
さて翌日電話が入り、今日行くねと言われて熱烈歓迎モードにしました。
そして翌日、予定より1時間遅れで非常にソワソワしましたが、ついについに、我が家にロージーが来てくれました!!!!!
か〜わいい〜〜〜〜〜〜〜♡
親ばか大爆発!!!笑
正直、本当に豚みたいな猫しか飼ったことがなかったから、
こんなに美人で上品な猫様を飼えるのか心配だったんですが、
SNSに写真を載せると大人気で、あぁ、可愛い子に巡り会えてヨカッタ笑
と感じています。
それから数日はもう猫ねこネコのことしか考えられない日々でした。
私の頭の中はほとんど猫ですが、ここのブログでは猫ばかり書くわけに行きませんので、Instagramの@omochi0103を見ていただけたらうれしいです。
名前はロージーも可愛いけど、おもちちゃんと呼んでいます。
候補は「おもち」、「だいふく」、「ぽにょ」なんですがおもちでトライ中。
ちなみに私のトップ画像の猫は実家の猫で歴代1,2位を争う可愛さ(総勢10匹以上)です。
それでこれだからね(ごめんね猫村さん)。
それではまた。