NYで銀行口座を開く
こんにちは。
日本は20度!?とかあるみたいですがこちらはまだ吹雪の日もあったりでダウンが手放せません。
いいなぁ日本…。
さて、私たちは移民であり、移民だらけのニューヨーク。
自分の証明にはソーシャルセキュリティーナンバー(SSN。日本のマイナンバーのようなもの)、NYID、State IDなどなど、知らないと分からない証明書が数種類あります。
ビザも種類がたくさんあって、私のビザはL-2ビザという種類で、
L-1ビザの家族ビザなのですが、
私達が渡米する前にL-2ビザでも働けるようになったらしいんです。
それで渡米後に3ヶ月経ってから$400も払って就業許可の申請をして1ヶ月後に許可証(免許証みたいなカード)がようやく届きます。
その時点で既に11月末で、その間インターン(ボランティア)として働いていた会社を退社し、日本に帰ったり猫を飼ったりしてダラダラと過ごしていましたが、やはり猫は子供ではないし、社会的にはこれニートだよな、、と思いつつ学校がまた始まり、幸いインターンしてた会社からお声がかかり復帰することになりました。
この就業許可証(employment authorization card)が取れたからには仕事をしなくては!と思っていた矢先でしたので日本語使用の仕事だし有難く承諾し、今月から働いています。
さて、もちろんお給料がいただけるわけですが、振り込むための銀行口座を開く必要があります。
実は渡米後、主人の銀行口座開設についていき、日本では出来ない共同名義で作ろうとしたのですが私の各種証明が足りず、結局作れませんでした。
その後、別の銀行で一人で口座開設しようとしたのですが、私に足りなかったものは
・住所の証明になるもの(公共料金の宛名付き郵便物)→主人のみでNG
・Credit Historyと言われる、日本での銀行のお金の流れが証明できるもの→作らなかったのでNG
だったんです。
結局、Chaseという大手銀行に行って「上記証明がなくて困っている、給料が支払われるから今後は必ず口座を使う」と説明したところ、下記書類が必要とのこと。
・パスポート(ビザの証明)
・SSN
・State ID
私はNew York IDを口座開設前に作りに行き、これでOKだろうとタカをくくっていたのですが、「これじゃだめ、State ID取ってきて」と言われてしまい、仕方なく
State IDを作りにマンハッタンにある運転免許試験場のようなところへ。
ここに行くにもWeb上で予約したのにもかかわらず無視されて長蛇の列に並ぶという適当ぶりを発揮されました。
ここは運転免許証付きのState IDと免許証なしのState IDを発行してくれる場所です。私は日本の国際運転免許証を持っているんですが、NY州では長期滞在者ビザ(旅行ビザではない)の所持者は国際免許が使えず、運転免許証を取り直さなければいけないという法律があり、悲しくも運転ができないんです。シェアカーとかあるのに、本当に残念。
なので、運転免許証無しのIDを申請します。
State IDを取るにもやっぱり証明書は必要です。
SSNとパスポート、住所証明になるもの(就業許可証を使いました)を提出し、
そしていくらだったかな?期限4年分のお金を払って、2週間後に自宅に届きます。
その間に必要な場合のために、ID ナンバーのついた仮証明をもらえました。
ということで、改めてChaseに連絡し、「仮IDでいい?」と聞いたら「よし、やってみよう、持ってきて」というので持っていったところ、なんとNG…。
結局2週間後の正式な証明でやっと、やっと、半年以上かけて口座が開けました。
銀行には最初のHSBCとChase合わせて5回行きました。
まー、めんどくさいめんどくさい。
日本だったらすぐできるのに…。
ちなみに、アメリカのパスポートを持っている同僚は一発で口座開設できたそうで、
会社のボスには「Miyachocoは口座を作るのもそんなにできないのか」と嘆かれた(実際言ってないけど充分そのニュアンスを感じた)くらい差があります。
説明しましたけどね。
渡米される方にはとにかく早くSSNの申請(Social Security Officeでできますが、その前に日本の戸籍謄本を日本領事館で英語版にして貰う必要があります)、そのあとにNY ID申請(美術館とか割引になるらしいです。)、State IDの申請をおすすめします。
State IDは私のパターンじゃなければ必要ないかもしれませんが。
なんだかんだ、ちょっとずつニューヨーカーになってきてご満悦です。うふふ
それではまた。