NYの洗濯事情

こんにちは。

 

NYの家賃が激高(東京23区内の2〜3倍)なのは何度かブログに書いたのですが、

洗濯機の事情を日本人に話したら驚かれたので書いておこうと思います。

 

まず、アパート(日本で言うマンション/高級マンションも含める)の場合、自宅に洗濯機がないのが普通です。

置くこともできませんし、電気屋さんで洗濯機をみたこともありません。

そして、私が住んでいるのはアパートですが、ベランダがないのも普通。布団を干す機能的なものもないし、なんなら窓もほとんど開きません。

ということで、NYにはコインランドリーが街中にあります。

我が家はマンションの2階に10台位のランドリールームがあり、また各フロアに1台ずつ置いてあります。1フロア20世帯あるのですが、私が平日フルタイムではないことも助かり、あまり他の人と被って困ることはありません。

うちよりも部屋数の多いファミリータイプのマンションだと部屋にランドリーが付いていることもあります。もちろん一軒家ならついている場合が多いようです。でも家賃はとんでもない額ですけど、、、小さい子がいたら洗濯なんて毎日したいですよね。

 

 

さて、部屋にない場合の洗濯はもちろん有料です。

渡米して1週間はブルックリンにあるホテルに泊まっていたのですが、そこから最寄りのコインランドリーまで歩いて500メートル以上あり、7月だったのですごく面倒で大変だった記憶があります。また、中身が盗まれないように監視していなくてはならず(ブルックリンだったからというのも、渡米したばかりでビクビクしてたのもある)夏の出口が解放されたランドリーで、乾燥機と洗濯機のお湯で蒸し蒸しな中で1時間半座って待つという思いをしました。Wifiもないし、ただ耐える地獄の時間。

辛かった、、

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なんかもういつの時代の洗濯機だよっていうくらい古いし、容量も3kgくらいでとても小さいんです。

早く帰りたいから、乾燥直後のアツアツな状態で袋に詰め込むため、しわしわになって帰ることになります。

たった1週間のホテル生活でしたが、これが最高にストレスでした。

 

ちなみに、お金持ちのニューヨーカーはランドリーの人に委託して洗濯物を朝渡して帰りにはきれいにたたんであるというサービスがありますが、結局持ち運びはしなくてはならないので、「アパート内にランドリーがない家は絶対NG」と決め込んで家探ししたものです。

 

さて、我がアパートのランドリーはまずまず新しかったのですが、最近さらに全機新規購入してくれて、とても快適です。

一回につき$2.1の洗濯(約40分)と$2.1の乾燥(約40分)で歩いて10歩くらいのところにあるので週2回洗濯したとして1年で$400位と思うと、3年くらいで日本の良い洗濯機買えそうですが、永住しない我々にはまぁ仕方ないのかなと思います(そもそも家賃が高すぎて気にならないだけかも)。

 

↓の写真はリニューアル前の機種ですが、先に専門のプリペイドカードを購入し、洗濯します。

日本と大きく違うのはデリケートな衣料は洗えないほど熱いお湯で洗うことです。乾燥機も40分で終わるってことは相当熱いんでしょうね。

 

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 ちなみにアメリカの洗剤とかってパッケージが可愛いとかダウニーの香りが人気とかでCostcoとかどこでも売ってると思いますが、あれでほぼ全種類ですよってくらい種類がありません。日本っていろんな会社がそれぞれものすごい種類を出してるじゃないですか。アメリカってそれがどんな商品にも当てはまらないので「洗剤なら**だよね」、みたいにもうだいたい決まってるんですね。

クオリティは別に良くも悪くもないという感じですが、競争しないで売り上げがいいから仕事が少なくても給料がしっかりもらえるんだろうなぁっていう性格の違いで経済の回り方まで変わるということをよく感じるようになりました。

 

ああ、日本って便利なんだな、と思っていただけたでしょうか。

 

 

それではまた。