NYに来たらやりたかったこと 〜知らない食材を料理する その1

こんにちは。

 

 

普段の食事について良く聞かれるので、これからはたまに書いてみようと思います。

これまでも書いて来た通り、近場のスーパーには美味しいパンがないためご飯食になり、魚はとても高くて種類もないのでたまにしか食べられず、基本的にはお肉料理の和食です。

調味料は手に入りますが、根菜や葉物など日本とは全然違うので日本と同じではないです。

 

さて、第一弾は「yuca」を紹介します。

全国の「ゆか」さん!

あなたアメリカでは芋の名前ですよ!

 

里芋的な煮物用の芋が欲しかったので買ってみました。

というわけで、概観。

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上の白いのは大根ですがめちゃくちゃ小さいので、yucaは日本の大根くらいの長さでやや細いです(違うスーパーで買ったので値段表記がずれてます)。

1lbで¢99と言うことは、100gで25円くらいと超お買い得。アメリカのスーパーは野菜もほとんどがポンド(lb。約453g)あたりの表記なので、安いと思って買った白菜が実は$8もしたり、だまされやすいので注意が必要です。

 

和名はキャッサバ。これでピンと来る人もいるかもしれませんが、これからデンプンを抽出したものが甘いミルクティーとかに入ったプチプチの「タピオカ」なんですね。

タピオカデンプンは仕事でめちゃくちゃ使ってましたが、原料を手に取るときがくるなんて、プチ感動です!

 

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さて、このままでは皮をむけないのでとりあえず輪切りにして見ました。里芋より硬いです。木の皮みたいに硬い。

 

そして桂むきしたyukaがこちら。

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うーん、なんか糸くらい細い黒の筋が縦に走っています。どうやらこれは毒らしいのですが、加熱すれば問題ないようです。

 

鍋に並べて醤油だしで落し蓋をして20分煮込むと、

 

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全部真ん中に穴が空いて割れました…。

しかも透き通るほど味が染み込んだ部分とそうでない部分の差がすごい。

見た目はイマイチだけど、味は大丈夫でしょう!と思って食べてみると、、

 

まずい。

 

なんと言えばいいか分からないけど、硬くてホクホクしてないけどシャキシャキもしてなくてすじすじしていて、なんともいえない微妙な不味さです。逆にいえば美味しくはないけどまぁ食べられるレベル。

 

 

作った後、例のお隣さんに相談したら、南米ではチキンブイヨンでボイルして食べるそうで、あながち間違えてはいなかったようですが、どうやら醤油が合わないようです。

 

うーん、いつかレストランで正解を食べて見たいものです(食べてもたいして感動はしないと思うけど)。

 

その後味噌汁に少しだけ入れたり、適当にごまかして消費しときました。

もう買わない。

 

知らない食材を料理するシリーズはかなりありますのでまたお伝えしたいと思います。

 

里芋たべたいなぁ。

 ちなみにレンコンは近いものすらありません。

I miss lotus roots...

 

 

それではまた。