NYで自然と触れ合う ーカヌー編

こんにちは。

 

日本は大阪で大きな地震がありましたね。

皆さん、周りの方々は無事でしょうか?

地震怖いですよね。私は東日本大震災の時にお台場にいて地割れや火災を見たくらいですが、それでも地震は本当に怖いと思っています。

何ともなくても精神的にダメージがあると思いますので皆様ご自愛くださいませ。

 

 

さて、NYにも30度超えの真夏日がやってきました!

私は夏が大好きなのですが、夫婦共ども虫が大嫌いなのでアウトドアとは無縁、でもエキサイティングな事は大好き。先日たまたま主人の知人つながりで「カヌーしませんか」とお誘いをいただきました。

アクティビティは好きなのですが腰の重い我々はこの御誘いを断ったら一生カヌーとは無縁の人生を送る事になる!と究極の選択を迫られ、ヤンキースの試合観戦の翌日に行ってきました。

 

場所はCatskilllsというところの「Rondout Creek」というところでマンハッタンの西にあるニュージャージー州を通ってまたニューヨーク州に移った場所にあります。マンハッタンのpen-stationという大きな駅から特急で一駅でハドソンリバーを超えてニュージャージー州に渡り、ニューアーク空港方面からレンタカーを借りて約3時間かけてきたに向かう、なかなかの遠出でした。

 

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私たちは日本で免許証を持っていて、渡米前に国際免許証を取得して来たのですが、ニューヨーク州では国際免許証で運転できるのは旅行者だけで、長期滞在ビザ取得者には適応外なんです。。。ただ私たちがレンタカーを借りるのはニュージャージー州だからそこは運転できる!と思ったらなんと前日に有効期限が2人とも切れるという悲惨な事になり、主人の知人も同じ状況で、敢え無くお誘いしてくれた面識のない女性ひとりにずっと運転していただくことになってしまいました。。

国際免許証とるの面倒くさかったのに、一度も使うことなく終わりました。。

 

さて、今回予約してもらったのはAirbnb(通称エアビー)のExperienceというコースです。日本でも民泊が流行って問題になってすぐ衰退しましたが、アメリカはAirbnbはすごく盛んで(主催国だから当たり前か)マンハッタンでもあります。普通のホテルはマンハッタンだと最低でも一泊$100してしまうので、数人で1週間とかであればAirbnbはとても良いと思いますよ。

 

さて、その民泊の会社がやっているアクティビティなので、この緑溢れる中に住んでいる方が個人で所有している家にも泊まれる(家にはオーナーが住んでいるので部屋を借りる感じ。バスルームなどは一軒家には二つとかあるので)のですが、今回は日帰りでオーナーの個人所有のカヌーを借りて、オーナーのガイドを聞きながらカヌーをするというコースのみにしました。Airbnbにもそんなコースとかがあるなんて知りませんでした。

 

実は当日の天気予報は終日雷雨だったんです。

私たち夫婦、昔は私たちを中心に天気が決まっているんじゃないかって自惚れるくらい雨男&雨女でした。しかし、御誘いしてくれた女性と主人の同僚が強力な晴れ男&晴れ女らしく、見事に雲ひとつないお天気に恵まれました!

 

まずはオーナーのお家に行き、説明を軽く聞いてサインします。

まずこの家がビックリ‼️

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ログハウスなのは想定内ですが、オーナーの知人が狩ったり山で死んでいた?あらゆる動物の頭蓋骨や毛皮がわんさかと飾られていました。

私はこういうのワクワクしちゃうんですよね。

中には飼っていた?猫の頭蓋骨もあって、我が家のおもちちゃんももし死んだら骨にして永遠に可愛がりたいと思ってしまいました。

庭には2羽どころじゃないたくさんの鶏がいて、倉庫にカヌー道具が入っていました。

オーナーの車に積み、5分位走って川に行きます。

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全く人の気配のない、とても静かな場所で、カヌーに乗らなくとも日々の喧騒から抜け出してとてもリフレッシュできます。

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カヌーは一人か二人で1槽で、体重が軽い人のほうが前で進み、後ろで重い人が左右のコントロールをするのが良いそうです。我々は夫婦で、私が前になりました。

全部で3槽(オーナー、友人2名、我々)でひたすら下流へと漕いでいきます。

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川幅は狭かったり広かったり、基本的にはほとんど流れがなくてずっと浅瀬。時々岩があるので座礁しないようにうまく切り抜けるのがとっても楽しかったです。

ただひたすら上流から下流にゆーっくりと流れて景色や鳥を見ながら漕ぐので、全然きつくなく、とっても楽しい時間となりました(と後ろの主人は思っていないかも)。

また、我々以外には全く誰もおらず、たまーに道路が見えて車が走っていたり、家があって庭から子供が手を振ってくれる程度で、とにかく鳥と木の囁きとオーナーの何いってるかわからない英語ガイドだけが聞こえます。

 

川添いには沢山のメープルの木があり、その花が散るとトンボの羽のような形でくるくる回りながら散ると教えてもらいました。甘い匂いはしません。

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さて、2時間くらい漕いだところに1件レストランが有り、そこでランチ。

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チキンやポークやナマズなど選べて(ナマズがものすごい強い味付けで全く臭くなくてとても美味しかった)、かなりお腹いっぱい。

そして、もう一度カヌーを楽しみます。

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本当は動画を添付したいのですができないのが残念。とてもゆっくりとした爽やかな時間を過ごせました。後半は1時間くらい漕ぎました。

最後にみんなで写真を撮って、約10キロほど下流まできました。

 

オーナーは超ナチュラルな人で、起きたら今日のご飯になる魚を釣って、鳥の世話をして、テレビも見ず自給自足な生活をされているそうです。

木苺の葉と毒をもった葉の違いを教えてくれたり、鳥の鳴き真似で会話してくれたり。私達を飽きさせないようにしてくれました。

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さて、15時頃解散して、男性陣のためにドイツビールのブリュワリーで一杯飲んだり、

牧場の売店でアイスを食べたり、動物と戯れたり。これまたなかなかできない体験をしました。

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そしてまた3時間かけてニュージャージー州まで戻り、

夜はマンハッタンのハドソンリバーに浮く船の上でワイワイ飲んで、都会の遊びを楽しんで帰りました。

 

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これははまぐりとひよこ豆の蒸し料理。これとカラマリというイカのフライがすっごく美味しかったです。最後まで最高。

そして最後の最後にブルックリンの方で落雷が見えました。

解散後は急いで帰って、超寂しがりやのおもちちゃん(猫)に謝ってちゅーるを2本あげました。

 

都会が大好きな我々ですが、この日が渡米して一番楽しい一日となりました。

たまには皆さんもアウトドアを!

 

ちなみに、この直後に我々の自宅からカヌーしている人たちを発見。

(おもちちゃんがじっと見ている点々のことです)

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まぁ景色が全然違うから!笑

 

 

それではまた。