NYのクリスマスと恐怖のクリスマスチップ
こんにちは。
週末はクリスマスでしたね。
皆さんクリスチャンでもないのに盛大にお祝いされたと思います。
私ももちろんそうです。色んな宗教の人たちがいる国にいるとちょっと変だなと
思いますが、宗教を選択しない自由なんだ!と声にあげてこれからも楽しもうと
思います。
さて、帰国してあっという間にクリスマスということでまずはツリーについて。
ご近所の道で12月頭くらいにもみの木が大量に運ばれているのを見て、
「お〜ここで大々的なイルミネーションやるのかぁ」なんてワクワクしてたのですが
一向に飾る気配がないし変な小屋ができるしなんだろうかと思ったら、もみの木を
販売していました。いくらかは値札がないしほとんど店員がいないので詳細は不明です。ただ24日にも購入する人がいたのは驚きでした。
毎年買い直す人とかいるのかなぁ?贅沢ですね。
さて、NYといえばクリスマスシーズンが楽しそうとよく言われますが、
正直イルミネーションの気合の入り方は東京や地方都市の壮大なものを観てしまうと
ぜーんぜん大したことないです。
マンハッタンで一番有名な通り「五番街」にある「Saks Fifth Avenue」というデパートではド派手にイルミネーションしていましたが、
あとは「ロックフェラーセンター」にある大きなツリーくらい。
その他、ちょこちょこと公園があるところにスケートリンクとクリスマスマーケットがあり、ホットワインとかエッグノッグ(バニラシェイクにお酒を入れて温めたような飲み物)、オーナメントなどを売っていたりします。
日本でも横浜赤レンガ倉庫や六本木ミッドタウン、ヒルズで似たようなことをやっていますね。
そのうちのひとつ、ブライアント公園を紹介します。
可愛いセサミ・ストリートの人形たち。
メリー・ゴー・ラウンドまで現れます(多分、、夏はなかった気がする)。
個人的に興奮したミニドーナツライン。
アメリカらしいカラフルなキャンディーショップ。
スケートリンクは大人気。小さな子向けの補助のスノーマンとペンギンがとっても可愛いです(私も使いたい)。
という感じで、日本では見られないのはメリー・ゴー・ラウンドが街中にないくらいかなぁというくらいです。
さて、帰国後すぐだったこともあってクリスマスはノープランだったため、
当日はテロも怖くて引きこもり、備え付けのオーブンを活用しまくって料理をしてみました。
チキンレッグは、なんとこの写真に写っている大きさが4本入りで$3.7!!!
脅威の安さ!!笑
ワインは主人が会社の同僚からプレゼントで頂いたものです(私は飲めません)。
クリスマスツリーはアメリカに来て家が広くなったので買ってみましたが、
オーナメントが高すぎて(1個$10以上する)、今年は2個です。笑
毎年お気に入り&思い出になるようなものを少しずつ足そうかと思っています。
さてさて、ここまではクリスマスの楽しいお話でしたが、先日友人から聞いたアパートの「クリスマスチップ」制度。
マンハッタン周辺ではほとんどの人がアパート(日本のマンション)に住んでおり、頼んでいなくてもドアマンとか常在の清掃員とかとにかく人がたくさんいます。
その人達にはいちいちドアを開けてくれてありがとうってチップを渡さなくて良いのですが、その代わりクリスマスに一年分上げる制度があるのです。
そしてその友人はなんと、推奨された金額まで書いてあり、総額50万円(!!)もすると言って嘆いておりました。それを聞いて帰国してもかなり怖気づいてきっとアメリカに戻ったらチップ請求される…怖い…と気が気じゃない状況でした。
さて、家に帰ると案の定ドアにわざわざクリスマスカードが挟まっていました…。
これを開くとアパートに関係する従業員全員のポジションと名前が書いてあります。
幸いにも推奨金額が書いてありませんでした!!!
私のマンションは総勢22名。一人ひとりにメッセージカードを添えてチップを包みます。
金額はネットで調べたところ、オーナーには家賃の10%とか、ドアマンには奮発しろとか色々と書いてあったのですが、
「我々は7月に来ました」「私は学生です」という旨を書き、かなり安い金額にしておきました。総額5万円くらい。
こんなの家賃めちゃくちゃ高いんだから含めてほしいですよね…。
ちなみに50万円推奨の子はいくらあげたかわかりませんが、去年すっぽかしたらめちゃくちゃ態度が悪かったそうです。
日本だったらありえないですよね〜。
24日は従業員の皆さんニッコニコで「チップありがとう〜」って言ってくれたので、
まぁこんなもんで良かったのかな、と思いました。
でも来年は1年いるから少し増やさなきゃな。
ということで、甘くてちょっと苦いクリスマスでした。
ちなみにビジネスマンの休日は25日だけで26日から大晦日まで普通にお仕事みたいです。意外と働くアメリカ人。
それではまた。