美術館に行く ーNoguchi Museum編
こんにちは。
NYにはたくさんの美術館があり、観光のメインでもあります。
旅行ではなく住むともなると急いで行く理由がなく、まだ少ししか見ていないので
そのうちの一つをご紹介します。
Queensにある「Noguchi Museum」です。
名前の通り、日系アメリカ人(アメリカ人とのハーフ)の彫刻家で、彫刻だけでなく家電(ランプ)や家具なども制作していて、割りと身近に感じられる彫刻家です。
ここに行ってみた理由は
①ちかい
②日本人
③彫刻家だけど見た目がなんかよさそう
という全く知的ではない理由だったのですが、とても良かったです。
彼は第二次世界大戦を経験した、ハーフの人間にはとてもつらい時代を生きており、
自ら日本人収容所に志願して行くという勇敢な人です。
収容所で何をしようとしたかというと、娯楽の場所を作るように設計図を作ったりしていて、娯楽とは無縁の人々に夢を与えようと試みたそうです(もちろん実現はしなかったそうな)。元々医者を目指そうとして在学中に彫刻家に転身した賢い方でもあるようです。
さて、作品のイメージとしてはいわゆる堀の深い人物像などではなく、とても抽象的な四角とか丸とかでできたもので、「なんとなく」観ていいか悪いかくらいしか見ていない私にはとてもマッチしていました。お金持ちだったら庭にこれ置きたいな〜という感じです。
アートを身近に感じられるよう、家具やランプなども作成しており、これらはMOMAにもあります。買うことも可能で1万円くらいから、と本当に手に取れる価格でした。
ここは元アトリエと潰れたガソリンスタンドで、建築家の方と一緒に作ったという建物と庭師と作ったモダンな日本庭園もとても素敵でした。
毎週ツアーが組まれているそうで、なんと日本人ガイドさんによる日本語の説明を受けることができ、とてもラッキーでした。
隔週の日曜と金曜14:00〜 詳しくはお問い合わせしたほうが良いと思います。
そのガイドさんが「どう感じますか?」とよく質問されるので、今まで以上に考えて見て楽しかったです。
じっくり話してもらったのにチップの現金が全く無くて本当に申し訳ないことをしたと夫婦で反省しています。
さてNYの美術館としては2時間くらいで全て見れるくらいのボリュームでちょうどよかったのですが、お腹が減り…。この周りって飲食店が全然ないのですが向かいがCostcoだったので、試しに行ってみたらカフェテリアは会員カード無しで入れました!ラッキー!
ソフトクリームを食べたかったのですが食べてる人のを見たら日本の3個分くらいあって諦めました…。
300円くらいで大きなホットドックとLサイズのソーダがついてきて、これはお得!でした。
そして買えないのは分かっているけどお店に入って、、、
う〜ん、懐かしい!!!
日本でもCostcoの焼き菓子やパンはその店鋪で作っているのでとても美味しいですよ!
クロワッサンはアメリカのバターを使っているので日本の大手メーカーなんかのを買うより絶対美味しいです!
驚いたのは車まで売っていたこと。
あとは酒屋さんも別倉庫になっていて会員カード無しで買っちゃいました!
知人に話しましたが他のCostcoでは買えないそうなのでご注意を。
また、アメリカ人には「コストコ」といっても通じません。「カスコ!」です。
「イケア」も「アイケア!」です。
勢いが大事。
それではまた。